3度目の試験が終わった。
学校から出ていた解答速報によるところ、不合格確定。
ここで告白しておかないと、どんどんどこかに落ちていきそうな気がした。
自分は普段は口数が少ない。
それは馬鹿なのがばれたら恥ずかしいからだ。
だからこそ、知ってる事とか、バカと思われてもいいような時とかは
やたらとはしゃぐし、口数も多い。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥というが、
聞いたり話した事で恥をかいた記憶がずっと頭から離れない。
だから、バカと思われたらやだなと思うときは極端に喋らない。
でも、馬鹿である事は変わらない。
隠して賢そうに見せる事はできても、賢くはなれない。
馬鹿で、馬鹿である事を黙って隠す事に必死で、
賢くなる努力を怠っている自分がいる。
それだけは変わらない。
いくら賢そうに見える言葉や格言を身にまとっても、
身に染みてはいない。
そんな振る舞いをずっと続けていたものだから、
何を喋っていいのかもわからなくなってしまったんだ。
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