2010/11/16

欠点と向き合う

自分の欠点への対処方法には、大きく分けて3段階ある。
1つは、それを他人から指摘されたとき、普通に怒る人。
でもこれだと心の狭い人と思われるから、何とかしようと考える。
そこで次の段階が生まれる。
すなわち、「笑われてもいい欠点」を見いだし、それを外部に向ける事で、
本当に笑われたくない部分をガードするという手段。
そして最終段階としては、本当に何を笑われても怒らないという段階。

第二の段階のまま、少し勘違いをしてしまう場合もある。
そう言う人は、人を傷つけて咎められても、
「気にしなけりゃいいのに」と言う。
まるで自分が何を言われても傷つかないかのように。
大人になれば、体面があるから、確かに簡単に怒りはしないだろう。
けれど傷つく事はあるだろう。
本当に最終段階に到達できている人は、その違いを理解しているから、
それでも過ちを犯す事はあるから、もし自分の発言で誰かが傷ついたなら、
その事に関しては素直に謝れるはず。
でなければ、単に人の言葉が理解できていない、本当に何も分からない人だ。

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