めい4歳、図書館で「アイスクリームやさんになりたい本はありますか」と、係の人に自分で尋ねるのに成功。色々探してもらい、最終的には絵本に落ち着いたようだが、かなり意義のある行動を取れたと思う。
大人になったらアイスクリーム屋さんになりたいと、前から周囲に公言している。普通ならそうかそうか、かわいいね、で終わるのだろう。実際、自分以外の周囲の反応はそんな感じだった。
けれど、そもそも「大人になったら何になりたいか」は、周囲から問いかけ、答えを求めたことであり、めい4歳が自発的に考えた疑問ではない。なのに、答えを聞いてそれで満足、というのは、こう言うと大げさと言われるのだろうが、無責任だと自分は思う。尋ねて、答えをもらった以上は、その答えに対して何が出来るかを大人は考え、そしてできるだけのことをすべきなのである。年齢に関わらず。
実際に将来どうなるかなんて、分かるはずも無い。しかし、めい4歳が示した自分の意志に対し周囲がどう向き合ったかは、その将来にきっと影響を及ぼす。
だから自分はめい4歳に向かって言った。アイスクリーム屋さんになるために、今でも出来る事を示した。
「図書館にはいっぱい本があるから、アイスクリーム屋さんになるための本もあるかも知れない。バーバパパの本を探す時もうまく聞けたから、こんどもまた、係の人に聞いてみようか」
そして成功した。自分で声をかけ、自分の質問をはっきり示し、係の人はちゃんと理解して、多少難しい本も含めて、色々な本を探してくれたという。4歳にしては。何と貴重な経験の詰まっていることか。
図書館には母(めい4歳の祖母)が連れて行ってくれたのだが、ちゃんと自分で出来たという話を聞いて、素直に嬉しかった。その嬉しい気持ちでこれを書いているので、なんだかぎゅうぎゅうで読みにくい。
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