スパコン予算に仕分けが入った事で、色々揉めていた。
自分は「パソコンが好きだから」という実に個人的な理由のみで、予算削減には反対するが、
それにしても、コンピュータが速い事のメリットがあんまり伝わってなかったんでしょうなあ。
話のスケールや方向は若干違うものの、「IT革命」なんて言われてた頃には、主婦だの学生だのがホームページ会社を立ち上げ(もちろん、一部の人は今も続いているだろう)、今見れば陳腐としか言いようがないようなプログラムでも、百万単位以上の予算がつぎ込まれてきたと聞く。
その幻想が今なお息づいてるんじゃないかと思えるのが、仕事上よく利用する、法務局のオンライン登記申請関連。
特に、どこのどんな人間が運営しているのかよくわからない「登記情報提供サービス」は、見た目も使い勝手も異常。
1つの事をするのに、ブラウザに変な拡張機能を組み込まされたり(しかもバージョンが最新だとダメとかありえるか?)、「これをするにはこれが必要です」「それにはこれが必要です」のオンパレードで、登記申請関係の事務をオンラインでするには、無駄に高いハードルを越えさせられる。これでオンライン化をすすめているとは良く言えるもんだと。
こういうのには、一体どこからどれくらいの予算が出てきているのだろう。
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