そういえば、聴いてたのはいつだったか。
学校のバスの帰り、電車の帰り。半分寝ながらとか、ジャンプ読みながら、あるいは、暮れていく窓の外を見ながらだった。何にもしてないときだった。
思い出したくないようなことはもちろん、逆に楽しい事でさえ思い出すのが嫌になるときでも、何にもしてなかったときの、聴いてた音楽とともにほんのり浮かんで来る思い出は、心に波風を立てず、ただ静かに思い出させてくれる。
何もなかったからこそ、思い出すと、心が落ち着く。
そういうことなのか。何もしてない事の大切さって。
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